MBAを目指そう_動機

MBA

MBAを目指そう

 

そうだ。

MBAに行こう。

MBAを取るメリットは?

MBAは、あなたのキャリアと自己啓発のための貴重な投資となります。MBAは幅広いビジネスの知識とスキルを身につけることができ、様々な業界や職務において有益なものとなります。ここでは、MBAの取得を検討すべき理由をいくつかご紹介します。

昇進の機会

MBAは新たなキャリアへの扉を開き、より高いレベルの管理職への昇進を可能にします。多くの企業は、リーダー的な役割を果たす際にMBAを取得している候補者を求めています。

収入の可能性の増加

MBA取得者は、一般的にMBAを取得していない人よりも高い給与を得ています。Graduate Management Admission Council (GMAC)によると、米国におけるMBA卒業生の基本給の中央値は12万ドルです。日本ではあまり評価されていませんね。 最近は評価されるところも増えているみたいです。

人脈作りの機会

MBAプログラムでは、同じ業界の他のプロフェッショナルや、貴重なアドバイスや指導、人脈作りの機会を提供してくれる卒業生とつながる機会があります。

個人の成長

MBAプログラムを通して、より効果的なリーダー、マネージャー、問題解決者になるためのスキルと知識の習得が期待できます。これは、現在の職務をより効果的にこなし、新たな機会を得るための準備にもなります。

研究職がMBAを取るメリットは?

MBAは、業界に関係なく様々な点で有益な幅広いビジネススキルと知識を獲得できる可能性があると考えています。

ところで私、当サイト中の人は医薬品メーカーの研究職に勤めています(2023年現在)。そんな私がMBAで学んだ知識が直接研究に役立つことはほとんどないでしょう。それでも私がMBAを取りたいと考える理由はなんなのでしょうか?

他部門との共通言語の獲得

部門横断的なチームと効果的にコミュニケーションをとり、管理する能力です。製薬業界の研究者は、研究、開発、薬事、CROなど様々な分野のプロフェッショナルからなるチームで仕事をすることが多く、MBAはこれらのチームを効果的にリードし管理するために必要なスキルと知識を提供することができます。これには、チームビルディング、コミュニケーション、交渉、および組織間コンフリクトの解決に役立つスキルを得られると期待しています。

予算編成と財務計画

MBAを取得した研究者は、予算の作成と管理、収入と支出の予測、さまざまなプロジェクトやイニシアチブの財務的実現可能性の評価を行うスキルを身につけることができます。また、正味現在価値(NPV)や内部収益率(IRR)などの財務指標を理解し、使用して、さまざまなプロジェクトの潜在的な投資収益率を評価できるようになります。

価格設定と収益分析

MBAは、さまざまな製品の価格戦略や収益の可能性を分析するための知識とスキルも提供しています。研究者は、さまざまな価格戦略が収益と利益に与える影響を評価し、新薬や治療法の価格設定について十分な情報を得た上で意思決定を行うことができるようになります。

費用対効果の分析

MBAは、異なるプロジェクトやイニシアチブのコストと利益を比較するために使用される方法である費用便益分析を実施するスキルを提供しています。これは、さまざまな研究開発プロジェクトの潜在的な投資収益率を評価する際に特に役立つでしょう。

ビジネス・モデリング

個人的には最もMBAで身に着けたい分野です。研究者はよく”木(研究)を見て、森(事業)を見ない”とよく言われます。一方、経営者や意思決定者は木(研究のポテンシャル)のことなんか微塵も理解していませんし理解する下地もないでしょう忙しくて手が回っていません。であれば、木を分かっている研究者が森のことを分かれば”””強い”””のでは?と考えています。

さまざまなプロジェクトやイニシアチブの潜在的な成功を評価するために使用できるビジネスモデルを作成するための知識とスキルを得られると期待しています。これには、財務予測の作成、市場規模と成長性の評価、潜在的なリスクと機会の評価が含まれます。

 

要約すると、MBAは、予算編成や財務計画、価格と収益の分析、費用対効果の分析、ビジネスモデルなど、ビジネスチャンスの財務的実現可能性を効果的に評価し、情報に基づいた意思決定を行うための知識とスキルを研究者に提供するものなのです。

 

MBAを取るデメリットは?

私含め多くの方は日中は仕事をしているでしょう。日々の生活を考えると仕事をつづけながらMBAを取りたいものです。そうなると、自動的に夜間MBAを目指すことになります。

夜間コースでMBAを取得することは、特に日中働いていて、仕事の後に授業に参加する場合、いくつかの不利な点があります。これらのデメリットは以下の通りです。

時間的な制約

夜間MBAプログラムは通常、週に1~2回、通常夕方か週末に行われます。そのため、仕事と学業の両立は難しく、特に家庭や他の仕事など他の責任を負っている場合はなおさらです。1日2回仕事をするようなものなので、きっと死ぬほどきついでしょう。また、仕事の都合によってはMBAの講義に遅刻したり取りたい講義が選べないこともあるかもしれません。その結果、燃え尽き症候群やストレスにつながる可能性があります。

ネットワーキングの機会が限られる

夜間のMBAプログラムでは、人脈作りやクラスメートや教員との関係を構築する機会が少ないかもしれません。MBAの最大のメリットはネットワーキングであることを考えると、プロフェッショナルなネットワークを広げ、業界関係者とのコネクションを作りたい場合には不利になる可能性があるでしょう。

リソースへのアクセスの減少

夜間MBAプログラムでは、現場のキャリアサービスや専門施設・設備へのアクセスなど、学生が利用できるリソースが少ない場合があります。そのため、プログラムを通じて得られるリソースや機会を最大限に活用することが難しくなる可能性があります。

さらに、夜間MBAプログラムは、教員が限られている場合があり、フルタイムMBAと比較すると必要なサポートや指導を得ることが困難になることが考えられます。

まとめると、夜間コースでMBAを取得する場合、時間 の制約、柔軟性の欠如、ネットワーキングの機会制限、リソースへのアクセス制限、教員の利用制限などのデメリットが あるということです。仕事、学校、その他の責任とのバランスを取るのが難しい場合もあります。夜間MBAプログラムのメリットとデメリットを比較検討し、個々の状況に応じて最適な選択肢であるかどうかを検討することが重要です。

 

まとめ

MBAは全ての人に向いているわけではないことを忘れてはいけません。MBAプログラムのメリットとデメリットを比較検討し、個々の状況に応じて自分にとって最適な選択肢であるかどうかを考えることが大切なのです。しかし、MBAは様々なメリットを提供し、あなたのキャリアと個人的な成長のための貴重な投資となり得るのです。

 

つまり、私はMBAを目指します。

 

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